もりのみ教室は、2・3歳児のお子さまを対象とした就園前の「社会(集団生活)へ踏み出す場」、保護者の方々にとっては「子育て支援の場であり、情報交換の場」でありたいと考えております。子どもというカワイイつぼみが大きく花ひらく一助を…。幼児期は、「遊び」なくしては育ちません。遊びは子どもの生命です。全身をフルに使って遊ぶことにより、生きていくための『知恵』を身につけていきます。意欲に満ち、活力あふれる子どもに育てるために、幼稚園では、子どもの子どもらしい活動を通して、知力、体力、感性を養います。
社会性を育む一助を…
社会に一歩踏み出すと『ぼく(わたし)だけ』の世界から、『ぼく(わたし)と誰か』、『みんなとぼく(わたし)』の世界に変わっていきます。
ぼく(わたし)を中心に生活がまわってきた世界の住人の人たちが集う訳です。
想像してみてください。例えば、今まではお母さんの膝の上に乗り『自分のためだけに読んでもらっていた絵本』から『お友だちの後頭部(頭)が邪魔をする、みんなが見ている絵本』に変わります。これを子どもはどう感じ・どう受け止めていくのでしょうか。
子ども同士の関わりはもちろん、あそびの中や生活の中で、少しずつ社会性を身につけていけるように過ごしていきます。
心情を育む一助を…
『ひとは生まれながらにして、自らの力で育とうとする力をもっている』
子どもは『小さく、力がなく、大人の支援なしには育つことができない弱いひと』と考えた瞬間から、ひととしての心情、自立への歩みも止まってしまいます。
あそびの中でも、生活の中でも、子どもが『やろう(やってみよう)』と思っている時に、大人がついつい手を出したくなる場面もあると思いますが、そこで『信じて待つ』ということも大切にしていきます。
隣の子と比べたって、隣の子と同じように何かをしたって、我が子が育つ訳ではありませんよ。『ぼく(わたし)は、ぼく(わたし)として、ぼく(わたし)らしく育ちたい』と願っているばすです。
表現すること…
心情を育む一助とともに、『ありのままに表現すること』が大切です。
1~2歳の子どもたちは『ありのまま=本能』で生きるひとたちです。1~2歳の子どもたちが、人の気持ちを察したり、使っているものを譲ったり、誰かに優しくするなんていうのは、育ち・発達のプロセスからすると違和感のあることです。
もりのみ教室では、あそびの中でも、造形の中でも、人と関わる中でも、そのひとの『ありのままの表現』を大切に受け止めていきたいと考えます。
表現にも個人差があります。『できる、できない』、『じょうず、じょうずでない』と判断し、評価するのではなく、保護者の方々とともに、一人ひとりの表現を、喜び合い、認め合い、支え合い、子どもたちと一緒に大人も育ち合える『共育(きょういく・ともそだち)』の場と、もりのみ教室をしていきたいと考えています。
もりのみ教室では、『みんなで楽しく、みんなで成長』を目標に、年24回を充実させていきます。保護者の皆さまも、一緒に楽しんでくださいね。
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